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シリーズは初プレイ。基本的にはノベルゲーなのだろうが、意外とアクション要素(操作している感じ)もあり、ただテキストを読むだけの退屈な作りにはなってはいなかった。サスペンシブアクトなる選択制の戦闘や捜査があり、主人公のレベルアップ、霊具(ダメージの軽減や成功率アップなどの要素)を入手するためには精魂なるものを集める必要もあり、中にはストーリーの攻略に役立つアイテムの発見にも繋がるため、探索パートが重要となっている。プレイ映像自体はこの値段の出来ではないし、立絵の好みもあるとは思うが、ストーリー自体は全7章それぞれがよく出来ており、面白かったとは思う。だがやはり、書きおろしのオリジナルコミックとゲームソフトとのセットでこの価格は、コレクターでもない限り高いと感じるのではないだろうか。ゲーム自体は攻略サイトを見ずプレイし、探索をじっくりと進めながら遊んで、クリアまで20時間以上かかり、エンディングの分岐と周回要素もあるため、ボリューム自体に不満はない。本作は前作「死印」の続編らしいが、ストーリーとして、多少前作に触れる箇所もあるが、続きものではないし、前作で登場したキャラクターも登場するが、ゲーム自体は前作未プレイでも十分に楽しむことができた。