【3DS】 アライアンス・アライブ  -

面白いゲームですが、キャラクターボイスが対応されたSwitchを遊びたいものです。

良い所

・群像劇がよい
　それぞれのキャラクターの性格、動機が立っており、ドラマとして見ごたえがある。

・レベル制でない成長
　レベル制によらない成長システムも今や珍しくありませんが、このゲームではそれが大変に洗練されている。
　この手の成長は、自身の能力が偏っていくと調整に苦労するが、キャラ能力は固定、技が成長していくと分けたことで、技ごとに違う役割を持たせることができるようになっている。

・フィールドＲＰＧ
　世界を表したフィールドマップを歩き回るＲＰＧというだけで、いまや希少。最後は空を飛び回ることもできる。

悪い所

・ややマンネリ
　強敵相手ほど成長しやすいので、どうしてもひたすら同じ相手に鍛えることになる。
　といって鍛えないとかなり辛い。難しいのはいいのだが、もう少し育成手段に幅が欲しかった。

・フィールドが小さい
　ハードを考えると仕方ないのだが・・・。

・やりこみ要素が少ない
　良くも悪くも本編がすべて。
　個人的にはもっと育成を楽しみたかったのだが。

音声がない。この一点だけ好みが分かれると思います。個人的にはこの作品に関してはない方がいいと思います。

わかりやすくどんなゲームかと言われればまさにサガです。サガからあの鬼畜難易度と公本必須と理不尽システム差し引いた物といったところです。

更に詳しく書くとサガユーザーにしかわからないマスクデータの話になりますが総戦闘回数(リンクや海魔戦は除く)での敵の強さが変化しない(厳密には多少強くなりますが天井が低いので割愛)

サガ同様ひらめきは敵によってひらめきやすさが違う。HPやTPも同様。一定まであがると定められたランクの敵を倒さないとまず上がらなくなる。

ただやはりこのままだと鬼畜難易度なので全滅してもフィールド上でランダムで復活するアイテムでコンテニュー可能なので使えばかなり難易度は下がります。

序盤は金欠で苦しみますがどこぞ孤島で乱獲してアイテム売りまくるとこの辺は解決できます。
装備類も買うのではなく敵が落とす物を集めると金欠にならず格段に難易度が下がります。また敵が落とす装備は店に売っていない属性耐性がある物が多く特定の敵に対して非常に有利になります。

セーブも戦闘中や一部を除きどこでも可能で倍速ならぬ四倍速で戦闘が行えるのでほとんどエミュレータ感覚でプレーできます。

あらゆる面で救済が設けてありサガのように人を選びまくるゲームとしてではなく現代感覚のゲームとして楽しめます。
ただこういった救済システムを使わず縛りプレーをするとまさにサガ難易度になります。特に海魔戦で25連ぐらいやってボスと戦闘になると開幕タイダルウェーブしかやってこなくなる理不尽難易度になります。

陣形に関しても用意してある陣形を利用して盾持ち防御役用意すれば格段に難易度は下がります。クイックタイムなければ勝てませんとかそんな理不尽はないです。

普通に楽しむ分には誰でもクリアできますしやりこみ縛りプレーをすると超難易度になります。非常に良くできています。ハクスラやると100時間以上やっても全く終わりません。
最初から理不尽難易度ではなくあくまで難易度を選択するのは自分自身です。ドラクエのような王道もいいけど物足りないといった方やサガやFFTのような一味違う尖ったゲームがやりたいという人にお勧めです。

ドラクエの話題を見ていたら久しぶりにRPGがやりたくなり、購入しました。
声ありきでゲームを選ぶこともあって失敗もいろいろなんですが、声がないっていいですねー。ゲームに集中できる気がします。まだまだ序盤なんですが世界観もストーリーも好きで少しずつ楽しんでます。

幻想水滸伝の脚本を務めた
村山さんの新作ということで購入をしました。
ストーリーは幻想水滸伝とは全然違いましたが、
これはこれで古き良きRPGを彷彿とする面白さがありました。

システムについては、サガシリーズそのものなので、
これまた90年代のゲームに嵌った方にはオススメです。
評判もよいようなので、ぜひお求めください。

サブイベントをこなしつつ進めて４０時間弱でクリア。面倒なお使いクエストなどがなく、キャラの成長が早いので途中で詰まることもなく一気にエンディングまで到達できました。コンプ癖がある方にはつらいゲームですが、気軽に遊びたい、RPGは１周で十分、という方には自信をもっておすすめできます。