Xセミナー「LOVE PHOTO」に参加してきました
2015/1/20 up!
フジフイルムのXセミナーの抽選に当選したので行って来ました!
「二宮の吾妻山で菜の花を撮る」というものです。
写真家のむらいさちさんが、年間を通してXセミナーでお花を撮る企画というものの第一回目。
X-T1と標準ズーム持ち込みで行ってきました。
で、使いたいレンズ1本かしたげるよ、って言われたので、
FUJIFILM 富士フイルム
単焦点レンズ フジノンレンズ XF60mmF2.4 R Macro XF60mmF24R-MACRO
の希望を出してみました。
レンズの選び方で悩んでいる方はこちらをどうぞ♪わかりやすくレンズの説明をしています。
■写真を撮る前に・・。
スタッフさんがカメラの使い方とかX-T1がどんなカメラかをお話してくれます。
こういうお話って初めて聞いたのでぐっときた。いつか設計した人の話とかも聞きたいものです。
メモるぜー。
●X-T1について
T1は、ファインダーを見て撮るカメラで、とにかくファインダーが自慢。世界で一番すごいファインダーだそうです。
(それは前に弊社担当の営業さんも教えてくれた。)
ファインダーを覗きながら撮るカメラなので、設定とかは全部くるくる回したり、ぽちっと押したり、
いちいちモニターを見る作業をしないで撮ることに集中できるカメラということ。
カメラは左手で持つべし!
カメラの設定ってのはP、A、S、Mがあればそれでいいのよ。ほかはいらんのだよ。
フジフイルムのカメラは色々設定したら「OK」ボタンとか押さなくてもシャッター半押しで設定が決まるぞ。
(スタッフさんより)
●フィルムシミュレーションについて
やっぱフジフイルムといえばフィルムシミュレーションで、
「いかにデジタルなのにフィルム風な色に出来るか」というのがテーマだそう。
これはフィルム屋さんのフジフイルムだけが出来る技。
色ズキなわたしもこのフィルムシミュレーションがスキ。
プロビア→ノーマル
ベルビア→ビビット
アスティア→ソフト
クラシッククローム→ドキュメントっぽい、色鮮やかではない
プロネガ→色が柔らかい
今回は菜の花メインなのでベルビアだと黄色が飛ぶからプロビアかアスティアかプロネガでね。byスタッフさん
十字キーの左側で出てきます。ファインダーを見ながら変更出来る。ゴイス!
●ダイナミックレンジについて
ダイナミックレンジってのは白と黒の色の間を、どのくらいの割合で分けるかってことらしい。
なんてわかりやすい。
フジフイルムのカメラは400まで設定可能なので、100だとパキっと立体的に、400にするととろろーんと立体感があまりない写真になります。
フジフイルムのカメラはダイナミックレンジがハンパナイので誰でもカワイイトロトロ写真が撮れます。
よってわたくしはずるいカメラと呼んでます。
良い写真が撮れても、腕がいいんじゃない、カメラがいいのだ!マジだ。(わたしの場合はね。)
●ホワイトバランスは、ホワイトバランスシフトってところをいじるといろんな色が出ます。
十字キーの右を押すと設定可能。ファインダーを見ながら色の変化が分かります。
今回は、
青を使うと、空がより青く
黄色を使うと、お花の黄色がより黄色くなります。
●露出補正について。
露出補正のくるくるは、右側の一番良いところについてます。
ファインダー見て、一枚一枚ちゃんと露出補正見ながら撮ってねってことだそうです。
ハーイ!いつも+2とか+3で撮っちゃう。信じてるから♪
■レンズについて
今回はお花ってことでマクロレンズを選んだ女性が多く、この60mmマクロは0.5cmのものが1cmに撮れるレンズ。
でももっとマクロマクロにしたい人には、マクロエクステンションチューブをつけると、
更に、0.5~0.8倍になるそうです。
(マクロレンズ貸してもらったけど、マクロ苦手なのであえてこれはかりなかった。2種類あります。)
■では撮りに行きます。
案内のメールに、「暖かい格好で」とあったので厚着&UGGのブーツで行きましたが、
これ失敗。厚着はよかったけどUGGのブーツだとけっこう山道はきつかったです。
って言ってもたった130mの山。ダメねぇ。
途中に水仙が咲いていたので試し撮り。これは標準ズームで撮ってます。まだ緊張気味。
■では撮りに行きます。
今回は「菜の花縛り」というテーマだったので、菜の花一点集中で。
富士山もキレイだったのですが、桜の木が邪魔だったので良い構図を探せ!とのことでした。
わたし、一点集中系スキだな。お腹は空くけども。
ということで今回はけっこうがんばって撮ったので(カメラとレンズが良いから。)
お写真オンパレードにしてみます。
60mmマクロとダイナミックレンジ400のパワーを御覧ください。
菜の花のはなびらは薄いので、逆光で撮ると幻想的でキレイです。
肉厚なお花は順光が良いのだそう。
逆光で露出上げても白飛びしないんだぜ!Xシリーズすごいぞ!
こちらはうわさの「マクロエクステンションチューブ 16mm」を使ってます。お友達がすでに持っていてかしてくれた!
相当色々悩んで、桜の茶色が入らないように、とか撮ってみたんですがなかなか難しいよね。
フジフイルムのお高いカメラが勢揃い。ひゃー。圧巻です。総額おいくらまん円でしょうか。
そしてこんな景色。まさかのGRで撮ってます(上も。)
遠くにうっすら富士山?かな?
帰り道、
こんなのをミニチュアで撮ってみました。海がキレイです。
■プリントアウトしてみましょう。
フジフイルムさんはプリント屋さんなのでプリントはマストだそうなので、
今日1写真を選んでプリントします。
今はカメラ本体からWifiでスマホに移動させて、それからプリンタ屋さんのアプリに取り込むのね。
時代はITね。
プリントに向く写真はぽわぽわ写真よりぱっきり目な気がする(?)のであえて絞った写真にしてみました。
ちなみに、
銀塩プリントをするときには、ダイナミックレンジを400とかで撮ったら「自動補正をオフにしてください。」と頼むと
玄人っぽい感じだそうです。
自動補正を使ってプリントアウトすると、ダイナミックレンジのトロトロ感がなくなっちゃうんだって。
むらいさちさんのお写真はなんとセミナーに来ている全員分プリントしていただき、講評してもらって
サイン付きでいただきました。ありがとうございました!
■おまけ
なぜか「むらいの会」
二宮町民センターさん、やるね♪コーヒーご馳走様でした。
今回は35mm使わなかったのだけども連れていきました。60mmマクロと記念写真。
Xセミナー「LOVE PHOTO」の感想
初めてのXセミナーでした!メーカーさんのセミナーに行くと本当に色々と勉強になりますね。
そのカメラのアピールどころとか、メーカーさん的に、「こうやって使って欲しいのっ!」とかが聞けると、
使う側もうむふむ、と納得して使えるってもんです。
お恥ずかしながら、今回のセミナーに出てやっとダイナミックレンジの意味がわかったりとか、
フジフイルムのカメラはダイナミックレンジにすごく力入れてるとか、そういうのがわかって、
ますますX-T1がスキになりました。
わたしのような、ぽわぽわ、明るい平和写真がスキな方は、ぜひフジフイルムのカメラを使ってみてね。
そしてプロの写真家さんが撮る姿とか、お話を聞いていると、もっともっとカメラが好きになってしまうのですー。
まんまとメーカーさんの戦略にやられております。とりあえず、 「マクロエクステンションチューブ」は買っときたい。
そういえば、今回女子カメウォッチの取材が入ったんですよー♪