暗闇番長:フルサイズイチガンα7Sを使ってみました
2014/07/28 up!
3月にはじめての親になったバカ親のイトウです。
デジカメの超絶高画質フォーマット「フルサイズ」なのにたったの1200万画素しかない、
でも暗いトコロに超強いデジカメ : ソニーα7Sをお借りしてみました。もう、そりゃあすごかったです。
スマホと、普通のイチガンとフルサイズイチガン
まず、こちらの写真をご覧下さい。
どれも同じトコロで撮った写真ですが、最初の写真は背景までくっきりと写っているのが3枚目の写真は主題である犬が引き立ち、ふわっとした写真になっていますね。
どちらが印象的な写真か、といえば3枚目のほうを選ぶ方が多いのではないでしょうか?
観光地での写真などは背景までしっかりと写った方が良いと思いますが、お子様やご家族の日常を切り取るような写真であれば、
こういった「ふわっとした写真」のほうがより印象的な写真になるかと思います。
ネタをバラしますと、1枚目はiPhone、2枚目は一般的な「一眼カメラ」、そして3枚目はソニーの『フルサイズミラーレス』一眼カメラ、"α7S"で撮った写真でした。フルサイズ、やっぱすげー。
もうひとつ、スマホ写真との比較を紹介いたします。
これは寝室で寝ている息子のところにそっと近づいて撮ったモノですが、iPhoneだともう、ノイズだらけでなんだかわからないような写真です。
バカ親期待のα7Sは…
かなり普通に写っちゃって、あまりありがたみがありません(笑)
ちなみにこの写真、α7Sの「サイレントシャッター」で撮っているのでコンデジみたく全く音をさせずに撮れています。
赤ちゃんって、シャッター音に反応して起きちゃったりするのでこれはポイント高いですね。
箱根にて
そんな、すごいα7Sを持って4ヶ月の息子と初めての箱根に行ってきました。
α7Sはその写りのワリに圧倒的にボディが小さいので持ち運びも楽ちんです。
普通、フルサイズのイチガンってレンズとセットで2Kgします。2キロ。…ペットボトルですね(汗)
でも"α7S"、フルサイズのカメラなので背景がふわっとした印象的な写真を量産してくれます♪
照明を落とした電車の中で
夜のホームにて。
これ、ノーフラッシュです。未発達な赤ちゃんの目にフラッシュはあまり良くないので、暗くてもこれだけ撮れると助かります。
明暗差の激しいこんな写真でも、電車の中までしっかりと写し出してくれるのには驚きました。
真っ暗な茂みから猫の鳴き声が聞こえたので撮ってみると…
ちなみに、撮ったのはこんなトコロ。
夜にうごめくカナブンも、このとおり。
動画を撮っても…
いやホントにスゴイっ!!
じつはイトウ、"α7R"というほとんど同じカッコした3600万画素の超高解像度カメラ持っているんですが…
本気で欲しく、なってしまいました(汗)
既に"α7"シリーズをお持ちの方はコソッと買っても、きっとバレません。
でもたっかいもんなぁ、"α7S"。やっぱ無理か。
使ってみた感想:
"α7S"は画素数を抑えていることもありキビキビとした動作で、そもそものコンパクトなボディと相まってとにかく「撮って楽しい!」というカメラだったのでした。
電子ビューファインダーも、センサーに余裕があるせいか画質に定評のあった"α7R"などよりさらに見やすい印象。
暗いトコロでもしっかり見えます。
赤ちゃんのパパママなど、このカメラなら毎日のシャッターチャンスを逃がすことが少ないのではないでしょうか。
うーん、欲しい。
超欲しいのですがほとんど同じボディの2400万画素の"α7"とくらべて画素数半分でお値段倍、というところにいささかのコスパの悪さは感じずにいられません。
カネに糸目は付けない(!?)我が子LOVEなパパママにぜひ使っていただきたい逸品でした。