ここ数年、リモートワークや外出自粛などの影響で「おうち時間」が増えた家庭も多いと聞きます。急に増えた自宅での時間、当初は片付けやリフォームなどリモートワーク対応に模様替えしたりと、環境を整えるのに費やしていたものの、そろそろ持て余す人や家族のお出かけが減った分自宅での楽しみを探す人も出てきました。
そんな「おうち時間」を有意義に過ごすためのアイテムの一つに「楽器」があります。特に電子ピアノはヘッドホンを使えば夜中でも練習できますし、鍵盤を押すだけで音が鳴るので初心者でも始めやすいのが特徴です。
ここ数年、リモートワークや外出自粛などの影響で「おうち時間」が増えた家庭も多いと聞きます。急に増えた自宅での時間、当初は片付けやリフォームなどリモートワーク対応に模様替えしたりと、環境を整えるのに費やしていたものの、そろそろ持て余す人や家族のお出かけが減った分自宅での楽しみを探す人も出てきました。
そんな「おうち時間」を有意義に過ごすためのアイテムの一つに「楽器」があります。特に電子ピアノはヘッドホンを使えば夜中でも練習できますし、鍵盤を押すだけで音が鳴るので初心者でも始めやすいのが特徴です。
手軽に楽しめるミニキーボードです。フルサイズの鍵盤ではないのでピアノの鍵盤に慣れている人には小さく感じますが、メロディラインだけをなぞったり小さいお子さんと一緒に楽しむという用途にはピッタリです。ピアノやエレクトーンを習わせたいけれど、まだ小さいのでと迷っているなら、まずこちらで試してみるのも良いでしょう。
メジャーな曲から軽快な練習曲まで10曲が内蔵され、メロディのON/OFFができるので伴奏付きの演奏を手軽にできるのもビギナーには良い機能です。練習し始めは思い描いたように弾けないのが挫折ポイントになってしまいますが、伴奏に合わせてメロディを弾くだけでそれっぽくなるので、続ける意欲も出やすいと言えます。
リズムパターンや電車の走行音などのサンプリング音、キーボードドラムなど、演奏をしなくても楽しめますので、まずは音を出して楽しむというのも鍵盤に向かう動機付けとして良いかもしれません。
単三乾電池6本で動作し、スピーカーも内蔵されているので、演奏する場所を選びません。夜間の練習用にヘッドホン端子もあり、価格もお手頃ですので、最初の一台としてもぴったりですし、本格的な機種を買った後でも楽しめます。
ピアノを習ったことのある人で、挫折してしまった人の多くは「思ったように弾けない」「人前で披露するレベルに至らなかった」というのがあります。譜読みやリズムとり、右手と左手を合わせるなど、1曲を完成させるまでに行くつかのハードルがあり、それなりに弾けるようになるまで時間がかかるのがその理由となります。
ヤマハの「SHS-300」は、鍵盤を弾いたことのない人でも音楽の楽しさを実感できる楽器で、アプリと連動させることで、適当に弾いてもコード進行に合わせた音が鳴り、お気に入りの曲とセッションできます。
ヘッドホン端子、AUX IN端子の他にUSB(MIDI)端子もあり、音楽アプリを介して音源を鳴らしたり入力デバイスとして使うこともできますので、単なるおもちゃ以上のポテンシャルを秘めています。
スキマ時間に憧れのバンドとセッションしたり、メンバーに成り切って演奏するなどが、ほとんど練習することなく楽しめます。
これから本格的にピアノを習いたい、昔習っていてこの機会にもう一度ピアノをやりたいという人にはフルキー(88鍵)あるものをオススメします。88鍵あることを前提に作曲されている曲も多くあり、音楽教室に習いに行くことになった場合には88鍵のピアノ(電子ピアノ)を使うことを奨励されます。(教室によっては、楽器メーカー系列のモデルを推奨されることもあるので予定がある人は事前に確認しておくと良いでしょう)
ハンマーアクション付きなので、ピアノに近いタッチで弾けるのもピアノ経験者には嬉しい機能です。幅1,322×奥行232mmという88鍵のハンマーアクション付き電子ピアノとしてはコンパクトなモデルで、住宅事情で諦めていた人にとっては十分代わりになるかと思います。スタンドは別売りですが、普段はしまっておいて、練習や演奏をするときだけテーブルに置いて使うなどもできるので、ちょっと贅沢なおうち時間の過ごし方ができるようになると思います。
対面のレッスンが難しくなった現在では、オンラインレッスンやオンラインコンテンツなどの教材、アプリも充実してきました。経験者ならYoutubeなどの無料コンテンツをうまく活用するとリーズナブルに練習を再開できるかもしれません。
今後もおうち時間が充実するかはわかりませんが、せっかくできたおうち時間、有意義に活用してみませんか?
ライタープロフィール
戸津 弘貴 :大手インターネットプロバイダーやアップル社のテクニカルサポートを経てソフトウェアやネットワーク製品の商社でマーケティング業務に携わる。iPod発売後にiPod Styleという音楽プレイヤーやヘッドホンなど音響機器関連を紹介する情報サイトを立ち上げてライターデビュー。現在は、音響製品だけでなくスマートフォンやカメラなどのガジェットやアウトドア、防災関連のライターとして活動中。