HD有機ELパネルが描きだす圧倒的な映像美が楽しめるヘッドマウントディスプレイ『HMZ-T3W/T3』。映画館さながらの巨大な画面(*)は、『METAL GEAR SOLID V GROUND ZEROES』(MGSV:GZ)にゾクゾクするような緊迫した潜入体験をもたらす!
* 仮想画面サイズ750インチ相当(仮想視聴距離20m)。体感サイズには個人差があります
PS4版の『MGSV:GZ』は、前作までと比べて圧倒的にリアルさが増している印象を受けました。影の中に潜んでいる敵も、横顔を見せているのがわかるといったように、映像に立体感が感じられるんです。手前味噌になってしまいますが、『HMZ-T3W/T3』でプレイすると素早く敵を見つけると同時にその状態も知ることができて、潜入の大きな助けになると感じました。
ゲームの操作と表示の時間差が約1フレームと、遅延がほとんどないのも『HMZ-T3W/T3』の特長のひとつです。そっと背後に回り込んで敵を眠らせた瞬間の「決まった!」という感覚は最高です。(森)
何もない暗闇に映像が浮かび上がって見える『HMZ-T3W/T3』でプレイすると、まさに自分自身が“スネーク”になって基地に潜入しているような没入感が味わえます。特にゲーム冒頭の一人称視点で描かれたプロローグは、自分がその場にいるかのようで『MGSV:GZ』の世界に一気に引き込まれました。(佐藤)
自発光の有機ELの”真の黒”の表現力と、それを活かす新映像LSIの階調性能およびリアルな微小振幅が表現できるようになった新エンハンスエンジンにより、『MGSV:GZ』の『FOX ENGINE』によって表現された夜の潜入などの細かな描写や質感を、余すところなく映し出すことができます。
さまざまなゲームに最適な「ゲーム1」に加えて、ゲームの 暗いシーンの視認性を向上する「ゲーム2」から「ゲーム 4」を用意。ディテールがはっきりと見えるようになり、危機的な戦闘でも、隠れている敵や障害物を見分けることができ、どんな状況にも素早く対処できる。
5.1chサラウンドに対応した『MGSV:GZ』は周囲の音から敵の気配を察知できる。360度の音場を再現する『MDR-HW700DS』は、背後から迫る足音や会話もしっかりと聞き取ることができ、作戦を有利に進められる。
PS4でプレイする『MGSV:GZ』は、音の響きにリアリティがあり、まるで映画を見ているかのような気分です。サラウンドのつながりが非常にスムーズ、なおかつ自然な響きで、まさにゲームの空間に自分自身が入り込んだかのような感覚ですね。
『MDR-HW700DS』は『MGSV:GZ』の5.1chサラウンドをソニーの独自技術などと組み合わせることで、9.1chに拡張できます。また、9.1ch化によって音場が広がったことで、シーン全体で聞こえる雨音がより遠くから聞こえるようになります。音場全体が自然な雰囲気に近づくことで、背後で響く物音も察知しやすくなりますね。
映画の基本構成である5.1chに、背後の音を表現するサラウンドバックと高さ方向の表現を追加するフロントハイの4chを追加。9.1chのサラウンド音場が立体感をより高め、頭上からあらわれる救出ヘリコプターの登場など現実さながらのゲーム空間を作り出す。
マルチチャンネルサラウンドのゲームを臨場感たっぷりに再生する「ゲームモード」を搭載。ゲームを知りつくした株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントのサウンドデザイナーの監修により、クリエイターが表現したかった音場を再現する。
『MGSV:GZ』はゲームの基本システムとも言えるゲームエンジンに、私たちKONAMIの小島プロダクションが開発したオリジナルゲームエンジン『FOX ENGINE』を採用しています。『FOX ENGINE』によって表現の隅々にまで自分たちの意思を反映することが可能になりました。雨に濡れた衣服の質感、滑らかな“スネーク”の動き、駆け寄ってくる足音と、『MGSV:GZ』では『メタルギア ソリッド』シリーズが追い求めてきたフォトリアルな存在感を目と耳で体感することができます。
5.1chサラウンドに対応したことで、『MGSV:GZ』は映像にくわえて周囲の音でキャラの存在とフィールドのリアリティーを感じとることができます。たとえば雨の音は近く、遠く、自分自身に当たる音と3種類を組み合わせて表現しています。時には自分に当たる雨音に耳を澄ませることで、フィールドの空気感や緊張感といったものを感じることができるはずです。また、ゲーム中に登場するカセットテープの音は、当時発売された“ウォークマン”を使って再生・収録している音もあります。本物だから再現できるリアルな存在感を耳で体験してみてください。
今回、私もヘッドマウントディスプレイとサラウンドヘッドホンシステムを体験させてもらいました。サウンドを担当しているため、特に『MDR-HW700DS』のサラウンド感に大変興味をもっていたのですが、水平方向のサラウンドに加えて、高さ方向の音も表現されており、マップに轟く雷鳴がしっかりと上空から聞こえてきたのには驚きました。
リアルな映像とサラウンドで描かれた『MGSV:GZ』。圧倒的な迫力と臨場感をもたらす『HMZ-T3W/T3』と『MDR-HW700DS』。“夢の組み合わせ”とも言えるこの3つがすべて合わさった時、ゲームの体験はどう変化するのか?
デジモノステーション誌 石田副編集長が徹底リポート!
僕は自宅のリビングのテレビに3.1chのフロントサラウンドシステムを組んでいますが、その小さな環境ですら家族から邪魔者扱いされることがあります。加えてせっかくの音響システムも仕事帰りの深夜に大音量で鳴らすことなどできるわけもなく……。休日だって昼間は一人の時間なんてなかなか作れないので、3.1chのシステムでさえパフォーマンスをフル活用できることなどそうはないんですね。
それが『HMZ-T3W/T3』と『MDR-HW700DS』のセットなら、体感750インチの超大画面に9.1chサラウンドという極上のシアター環境が簡単に構築できます。今回、このセットで『MGSV:GZ』を遊んでみましたが、もう仕事を忘れてゲームに没頭。完全に外界と遮断された究極のプライベートシアターでステルスアクションに没入させてもらいました。
『MGSV:GZ』では本編の序章、チュートリアル的役割のタイトルとされています。ミッションをクリアするためのルートや行動に“正解”はありません。遊び方はすべてプレイヤーに委ねられ、100人いれば100通りの攻略方法が存在します。ステルスアクションの本領であるノーキル・ノーアラートを目指すことはもちろん、逆に単独での全面戦争もアリなんです。
そして自由度が高いが故に、視覚と聴覚の情報は今までの『メタルギア ソリッド』シリーズ以上にゲームの攻略で重要になります。
『HMZ-T3W/T3』と『MDR-HW700DS』は包み込むような映像と音で、『MGSV:GZ』の世界をあたかも“現実”であるかのように体感できます。目の前に広がる巨大な画面からは敵のようすを漏らさず知ることができ、9.1chサラウンドは背後に迫る敵の姿をも察知可能と、ミッションを有利に進めることにも役立ちます。しかもどちらも“身につける”コンパクトなデバイスだから置き場所に困らないし、深夜でも早朝でも自由に『MGSV:GZ』の世界に浸ることができるんです。
『メタルギア ソリッド』のファンならぜひともこの体験を味わうべきでしょう!ただ、一度触れれば現実に戻ることにためらいを感じるかも。あぁ、もっと遊んでいたい……。
- ジャンル:
- タクティカル エスピオナージ オペレーション
- 本体価格(税抜) :
- [ PlayStation®4/PlayStation®3 ]
パッケージ版:2,839円/ ダウンロード版:2,362円 - [ Xbox360® ]
パッケージ版:2,839円/ ダウンロード版:2,477円
小島秀夫監督がゲームデザイン・監督・脚本・プロデュースを手がける『メタルギア』シリーズの最新作。フォトリアルな映像から生み出されるリアルな“潜入”をコンセプトにした次世代の『メタルギア ソリッド』がついに登場。
武器、情報、軍事車輛……。あらゆるものを現地調達して独自の潜入ルートでかつての仲間を救出せよ! 舞台は『メタルギア ソリッド ピースウォーカー』から数カ月後の1975年。キューバ南端に存在する米軍基地へと向かった指揮官“スネーク”は何を見たのか? 主軸となる物語を描いたメインミッションのほかに数種類のサブミッションを収録。タブレットやスマートフォンを活用するセカンドデバイスへの対応も見逃せない。
©Konami Digital Entertainment