梅雨は癖毛、パーマの人にはスタイリングがやりづらく、ドライヤーの扱いも重要な季節ですよね。
そして夏。髪が長い方は髪を乾かせば背中に汗をかき、お風呂上がりなのに汗だくでTシャツが濡れて不快に・・。
また、自分だけではなく、ペットにもドライヤーは使いますよね。
愛犬家にとって春から秋は犬の水遊びが増えるシーズン。洗っては乾かす作業が増える季節でもあります(記事の後半に犬の乾かしについても触れています)。
つまり、梅雨〜夏は良くも悪くも生活のなかでドライヤーが非常にフォーカスされる時期です。
さて、高級ドライヤーといえば、ナノとかイオンとかが付いたり水分を分解したりといろいろありますが、2016年からダイソン ヘアドライヤーも登場しましたね。
梅雨は癖毛、パーマの人にはスタイリングがやりづらく、ドライヤーの扱いも重要な季節ですよね。
そして夏。髪が長い方は髪を乾かせば背中に汗をかき、お風呂上がりなのに汗だくでTシャツが濡れて不快に・・。
また、自分だけではなく、ペットにもドライヤーは使いますよね。
愛犬家にとって春から秋は犬の水遊びが増えるシーズン。洗っては乾かす作業が増える季節でもあります(記事の後半に犬の乾かしについても触れています)。
つまり、梅雨〜夏は良くも悪くも生活のなかでドライヤーが非常にフォーカスされる時期です。
さて、高級ドライヤーといえば、ナノとかイオンとかが付いたり水分を分解したりといろいろありますが、2016年からダイソン ヘアドライヤーも登場しましたね。
結論:ダイソンヘアドライヤーは髪を乾かすストレスがほぼなくなる!
良い温泉施設やホテルなんかで扱っているダイソン ヘアドライヤー。お値段、45,760円(税込)。
乾けばいいや、と思っている人にとっては超高級ドライヤーです。
一週間使ってみて感じたことは、価格は高いけれど、それ相応の良さがある。ということ。
例えば「より美しい髪になりたい、サラッサラでキラキラした髪になりたい」と髪の美しさをより向上したい方だけではなく、「ドライヤーが本当に面倒、汗をかくし、時間がかかるし・・」「頭皮が心配で本当は使いたくないけれど、乾かさないと頭皮に雑菌が増えるって言うし・・」と、ネガティブな気持ちをもちつつ乾かしている方、ダイソンにすればその気持ちのモヤモヤが晴れます。
使用者の背景
この記事は、一週間ダイソンを使用してみた主観での感想です。
細かい数値のスペックなどは省きます。気になる方は各商品ページでご確認ください。
まず、使用者について。私はショートカット(女性・40代)で、髪を乾かすことについて、美しさよりも、とにかく速攻で乾くものでいい派。
ちなみに、我が家で使っているドライヤーはヘアサロンでよく使われている機種で、10,000円ほどのドライヤーです。軽くてハイパワーです。
ロングヘアだった20代、30代は髪が美しくありたい願望が多少あり、大手家電メーカーのハイスペックのドライヤーで、重く多機能(ナノケアなどの目に見えないもの)を使っていました。
そののち、重さよりも軽さ、乾かしが早いものがよくなり、そうなるといろいろ選択肢が多すぎるのですが、ヘアサロンで使っているものなら間違いないだろうと、重くてハイスペックのドライヤーはやめ、ハイパワーで軽量のものを使っています。
それでは、それぞれをレポートします!
赤い筒の部分がヘッド部分。右側の赤丸のボタンが温度、左のシルバーのボタンが風量。
風量は3段階に変化できます。ちなみに強風は顔に当てると、一瞬息ができなくて焦るくらい。とにかく早く、一刻も早く! 乾かしたい人は強風で乾かせば速攻で乾きます。
熱さも4段階に変更可能。
高熱は確かに熱い。けれど、安いヘアドライヤーで火傷してしまうようなああいった頭皮が火傷するレベルの高熱にはなりません(もちろん、頭皮に近すぎて長時間当てたらNGです)。
風量が調整できるので、高温で風量を強風にして速攻で髪を乾かすのもよし、熱さも風量も中程度で済ましたり、パーマの人は低温、微風でじわじわ乾かしたりなどの調整もしやすいです。
まずは、音を聞いてみてください(犬を乾かしている動画です)。
強風設定です。ゴー! というシュイーンというか金属的な音に近いです。
音量としては小さめ。例えばシェアハウスや集合住宅など、人との距離が近い人で、例えば深夜や早朝にドライヤーの音で使うのにとまどうことがある人にもとてもいいと思います。
ドライヤーの音で別の部屋で寝ている人を起こしちゃうってありますよね(いや、ないでしょ、と思っていても、言わないだけで起こしている可能性もありますよ)。
実はちょっと重いです。が、ハンドル部分に重心があるため扱いやすいです。ただ、まあやはり重いは重いですね。小さいお子さんや後期高齢者にはしんどいレベルです。
重いけれど、乾かす時間が短いのでそこのデメリットは相殺される感じでしょうか。
一番のデメリットは、コードです。コードの途中にある変圧器のようなものが、洗面台に当たります。落ち着いて座って乾かす環境の人なら問題はないかもしれませんが、たいてい洗面所のコンセントは床よりもだいぶ上のほうにあることが多いです。台があるといいのですが、立って乾かすとなると、変圧器が持ち上がり乾かしている時に変圧器がぶら下がることとなるため、各所に当たります。当たるといやなので、工夫しますが、つまり、ドライヤーを使用するために工夫する必要があります。
しかし、これもほかのさまざまなメリットから考えれば工夫して使用する! という判断に値します。
本体+コードのほか、5つのアタッチメントがつきます。
単にスタイリングのためのアタッチメントかと思いきや、あらゆる髪質に対応するためのアタッチメントでもあるなと思います。
まずこれ。ディフーザーです。
パーマを当てたことがある人はヘアサロンで使われるのでご存知ですよね。幅広く風を送るので、風によってパーマが乱れないように乾かしてくれます。これ、パーマにもよいのですが、全体的に風が弱くなるので、風の感触が肌に触れるのが苦手な犬や猫にもいいと思いました。
用途として髪を乾かすだけではなく、スタイリングにも使えます。例えばアタッチメントの上にヘアカーラーを乗せて電源をON。メイクなどの合間にカーラーを温めておくなど、お出かけ前に時短をすることができます。
次に、曲線でL字の浮き毛抑制ツール。
箱を開けてこれを手にした時は、なんだこれはとしばらく考えましたが、これはすごいです。
風の流れに合わせて髪を撫で下ろすイメージで使います。
髪にハリやコシがある人で、浮き毛がついてしまう人におすすめです。
そして次に比較してもらいたいのがスムージングノズル(一般的な印象のアタッチメント)とジェントルエアーリングの比較。
スムージングノズルはなめらかに仕上がるそうなのですが、風で出口が細くなる分、風量が強まります。これを強風で使った場合が以下の写真。風が当たった箇所の肌が見えています。
これに対して、下のジェントルエアーリング。
強風設定でも頭皮が見えません。前述した、パーマのディフーザーのように全体に風が出るので優しい感触です。ディフーザーほど広がっていないので乾かしやすいですね。これも犬によさそうです。
また、体感温度も変わり少し低くなって頭皮にもやさしくなります。
※アタッチメントのそれぞれの詳細は販売ページにあるので確認してください。
さて、次です。個人的には本題の、ペット(今回は犬)への使用です。
梅雨になれば雨に当たり暖かくなってくると、犬だって海や川、沢での水遊び、外遊びシーズンです。めちゃくちゃ濡れて汚れますしほっておくことはできません。シャワーの回数が増えて、乾かす頻度も高くになります。
我が家の愛犬は、和犬の雑種と洋犬の雑種の2頭。和犬は毛がめちゃくちゃ多くて乾きづらく、しっかり乾かさないと体臭がひどく臭くなります。洋犬の雑種は長毛のため、アンダーコート(下層、内側の毛)が絡むと不潔に。サラッサラに乾かしてあげたいです。
が、2頭ともドライヤーが大キライでいつも、申し訳ないなあと思いながらものすごい時間をかけて乾かしています。
こちらも結論から言うと、買いです。まず音量が小さいため、犬に脅威ではなくなりますし、風量や温度が変化できるので、犬の毛質に合わせて変えられるため多頭飼いにも嬉しいです。何より熱すぎることがなく風量を強くしてあっという間に乾かせられます。
ダイソンはやや重たいので、エプロンなら襟首が伸びないのでエプロンを使用します。
強風の高温でワーっと乾かして、仕上げは低温、弱風でブラシを使って。サラッサラです。
次に、和犬の雑種です。尻尾の付け根の乾きにくいところも強風でしっかり肌まで風が通ります。
和犬はとても時間がかかるので、撮影は動画だけで精一杯でしたが、仕上がりの毛は、つるんつるんです。
あと、ドライヤーを終えたあと、本体についた毛が掃除しやすいのも嬉しいですね。
ここについて毛をとるだけ。今まで使っていたものは、プラスチックの仕切り?やスポンジのようなものがあるためややこしく取りづらかったので、手間が省けます。
そういったわけで、犬にもめちゃくちゃよいです。
総論として、髪を乾かす時間短縮、不快の軽減はもちろん、頭皮のケア、髪のケア、より美しい髪にと考えている方には使用すれば変化を感じることができると思います。そして、犬の飼育している人には(特に和犬)とってもおすすめです。
製品はノジマの補償のほか、そもそもダイソンはアフターケアもしっかりしていることが定評。ドライヤーから良い物を長く使う暮らしにシフトするきっかけにもなりそうですね。
ライタープロフィール
井上 綾乃:フリーランスの編集者。主に実用書の書籍編集、雑誌では動画制作やアウトドア関連、料理やお菓子などのレシピ連載などを担当。