今年の夏は、去年に引き続き猛暑が予想されています。既に、4月の時点で真夏日に迫る気温になる時もあり、今から気が滅入ってしまいます。梅雨を挟んで寒暖を繰り返し夏へと向かってゆくと思われますが、クーラーをつけるまでもないなどスポットで涼をとりたい時は今でもあります。
昨年ご紹介したポータブル扇風機・ネッククーラーの記事では、エアコンと併用することで設定温度を弱くして電気代の節約につなげるというご紹介もしましたが、この夏も電力逼迫が予想されており、より一層の節電が求められているのでネッククーラーの利用は有効です。
今回は、去年ご紹介したモデルの中で人気も高かったモデルの後継機種を使い比べてみました。
今年の夏は、去年に引き続き猛暑が予想されています。既に、4月の時点で真夏日に迫る気温になる時もあり、今から気が滅入ってしまいます。梅雨を挟んで寒暖を繰り返し夏へと向かってゆくと思われますが、クーラーをつけるまでもないなどスポットで涼をとりたい時は今でもあります。
昨年ご紹介したポータブル扇風機・ネッククーラーの記事では、エアコンと併用することで設定温度を弱くして電気代の節約につなげるというご紹介もしましたが、この夏も電力逼迫が予想されており、より一層の節電が求められているのでネッククーラーの利用は有効です。
今回は、去年ご紹介したモデルの中で人気も高かったモデルの後継機種を使い比べてみました。
目次
巨大な冷却ユニットが4つ、折り畳んで収納できるような構造になっており、使用しない時、持ち運ぶ時はコンパクトに折り畳むことができます。
3段階にファンの強さを調整でき、時としてかなり冷たいと感じるレベルで冷却されます。実測468gと少々重いのが玉に瑕なのと、装着時の見た目が際立っていますので装着したまま外出するのは勇気がいるかもしれません。
見た目のゴツさとは違い、4つの冷却ユニットは首の周りにうまくハマって冷却効率は良いと感じます。さすがに長時間の装着は負担に感じますが、強モードで短時間涼みたいという場合、バッテリーが尽きるまでは耐えられそうです。一気に冷却した後は、軽量なモデルに付け替えて維持するという手もあるでしょう。
子供や女性など首が細い人には冷却ユニットの位置が合わない場合もあります。
バッテリーとはUSBケーブルで接続するので、専用バッテリーの他にモバイルバッテリーや、USB ACアダプターやパソコンなどのUSB端子につないでも動作させることができます。長時間稼働の際は、冷やしすぎると逆に寒く感じてしまったり、時として頭痛を伴う場合もありますので、くれぐれもご注意を!
ネッククーラープロほどの強力な冷却は不要だが、不快な暑さを和らげたいという人にはぴったりのネッククーラーです。プロと比較するとスリムで軽量ですが、実際に着用しても軽快な装着感が得られます。
バッテリーが小型なので、持続時間もやや短めな印象もありますが、なんと言っても軽量なのがありがたいです。長時間使用したい時はこちらもUSBケーブルで電源供給できるので、モバイルバッテリーやパソコンなど状況に応じていろいろ使えます。
エアコンの設定をもう1度、2度、下げたいな(涼しくしたいな)と思った時に使うと、設定温度をいじらなくても良いかもしれません。
昨年人気のコンパクトでスマートなデザインのネッククーラー「REON POCKET(レオンポケット)2」の後継機種「REON POCKET 3」が登場しました。首を挟む形式ではないので見た目がスマートなのがポイントです。
前モデル同様、アプリで温冷強弱などをコントロールできるほか、「SMART COOL」モードでは自動で好みの体感温度を維持してくれるので、冷たすぎず暑すぎず、ちょうど良い体感温度を提供してくれます。
ファンの強弱の切り替えだけでは冷えすぎたり、なかなか涼しくならないなどもありますが、SMART COOLではターゲット温度に近づくまでは強力に冷やして、あとはターゲット温度を維持するようにゆるやかに冷やしてゆきますので、装着したらすぐに快適になり、快適さも長持ちとかなり便利になりました。
USBケーブルをモバイルバッテリーやパソコン、ACアダプターに接続しておくと連続稼働もできますので快適さも長持ちです。
初代モデルから比較するとバッテリー持続時間もアップし、温度レベルも3段階(レベル1〜3)から4段階(レベル1〜4)へパワーアップしたほか、USB給電時にはレベル4+のハイパワーモードでも使用できます。
空調管理されたオフィスと、暑い屋外を出入りしたり、外回りの営業など気温差の大きな移動がある人には、使用しているのもわからないスマートなシルエットで、一度設定すれば快適温度をキープしてくれるREON POCKET3はぴったりなデバイスと言えます。
そろそろワクチン摂取3回目が案内される人も増えてきていると思います。早い人は4回目の案内もそろそろ来るかもという報道もありますし、今後はインフルエンザと新型コロナウィルスと混合のワクチンになってゆくのでは?という予想もあります。
筆者も原稿執筆中に3回目のワクチンを摂取したのですが、微熱とだるさで安静にする必要がありました。そんな時、ネッククーラーを装着したところ熱も引いて楽に過ごすことができました。
幸い熱はそこまで高くならなかったので、強力に冷やすまでは不要でしたが、アイスパックや冷えピタなどは、最初は冷たすぎて1時間ちょっとで緩くなってしまうので、冷たさが持続するネッククーラーは大変ありがたい存在でした。
暑い夏だけのアイテムと思いがちだったネッククーラーですが、ワクチン摂取だけでなく風邪など発熱の際にも熱で辛い状況を和らげてくれる存在になってくれるのではと気づきました。
一家に一台、いえ、一人に一台?ネッククーラーを備えてみるのも良いかもしれませんね。
ライタープロフィール
戸津 弘貴:iPod Styleという音楽プレイヤーやヘッドホンなどを紹介する情報サイトを立ち上げてライターデビュー。現在は、スマートフォンやカメラなどのガジェットやアウトドア、防災関連のライターとして活動中。