2022年は「メタバース」元年?未来のネットを予想! 2022年は「メタバース」元年?未来のネットを予想!

2022年は「メタバース」元年?未来のネットを予想! time 2022.03.14

メタバース元年とも言われている2022年ですが、ところで「メタバースって何?」という疑問を持つ人もいるかもしれません。
元々の意味としてはメタ(meta=超)とユニバース(universe=宇宙)を組み合わせたSF用語としての造語で、バーチャル空間、VR(仮想現実)空間、サイバースペースなどのイメージがあります。

メタバース元年とも言われている2022年ですが、ところで「メタバースって何?」という疑問を持つ人もいるかもしれません。
元々の意味としてはメタ(meta=超)とユニバース(universe=宇宙)を組み合わせたSF用語としての造語で、バーチャル空間、VR(仮想現実)空間、サイバースペースなどのイメージがあります。

もくじ

メタバースとは?その世界観や定義とは?

古くはセカンドライフのようなポリゴン空間のイメージですし、MMORPGのようなゲーム世界でリアルタイム進行する世界も含めることができると思います。さらに対象を広げると「あつまれどうぶつの森」のようなゲーム内コミュニケーションもそうと言えますし、匿名が前提のSNSもその範囲に含めることもできます。
定義が曖昧(幅広い)なので、とりあえずあれもメタバース、これもメタバースみたいな風潮になってしまっていますが、アニメや映画で言えば、攻殻機動隊の電脳空間やソードアートオンラインのVRMMORPG、キアヌ・リーブス主演の映画マトリックスの「MATRIX(多くの人間がそれと知らずに過ごしている仮想空間)」などがイメージしやすいかもしれません。

今、日本(や世界)でメタバースとしてイメージされるのは、VRゴーグルを装着して、左右の手に持ったコントローラーや3Dトラッキングセンサーを配置した部屋の中で歩き回るなどで仮想空間内を移動して、アバター(仮想空間での自分のキャラクター)を通して他人と会話などのコミュニケーションをとるのが主流です

2022年は「メタバース」元年?未来のネットを予想! ノジマオンライン

メタバースを利用するためには何が必要?

そんなメタバースの世界ですが、本格的なVR空間に参加して自由に振る舞うには高性能なパソコンやVRゴーグルなどの機材が必要になります。また、実際に歩くなどのセンサーを使った操作では、センサーを設置して歩き回れる空間が必要になるなど、住宅事情も影響しますので、さらにハードルは高くなります。

そう聞くとメタバースって私には関係ないの?そんなに機材や準備が必要ならやらなくてもいいかな?と思ってしまう人もいるかもしれませんが、今では当たり前の常時接続高速インターネット回線ですら、数年、十数年前まではそんなものは一般家庭には不要では?と言われていたので、近い将来メタバースに参加することが自然なことになる可能性は十分あります
機材や空間が必要なメタバースコンテンツは利用できなくても、今手持ちの機材にちょっと足すだけでメタバース気分を味わえるアイテムはいくつかあります。
その一つがVRゴーグルです

これらのVRゴーグルは、スマートフォンや Nintendo SwitchなどでVRコンテンツを手軽に楽しむためのもので、VRゴーグルに対応したコンテンツがあればすぐに楽しめます。Nintendo Switch用のNintendo Labo Toy-Conは、対応したゲームが用意されていますし、他のVRゴーグルは、スマートフォン用のアプリやYoutubeなどのVR向けコンテンツを楽しむことができます。
プレイステーション4やプレイステーション5のゲーム機をお持ちであれば、プレイステーション VRを導入すると、VRゲームでより本格的なVR体験が楽しめます

VRコンテンツの楽しみ方

VRゴーグルで楽しむコンテンツは裸眼で見ると特殊な状態になっています。
スマートフォン用のアプリ、動画を例にしますと、16:9のHD画角の左右が真ん中で区切られており、16:9の映像を縦1/2に圧縮したものを左右に配置した「サイドバイサイド」という3D映像方式で提供されているのが一般的です。
サイドバイサイド方式のVRコンテンツはVRの世界の様子をゴーグル装着者に表示するためのものなので、アプリがゴーグル用に変換してディスプレイに表示します。そのため、上記で紹介した簡易なデバイスでも手軽にVRコンテンツを楽しむことができます。
アプリ以外にも、360度、180度の範囲を撮影した動画(360度VR動画,180度VR動画)が提供されており同様に楽しめます。自分がプレイヤーとして能動的に動き回るアプリとは違って、動画コンテンツはVR用に作り込まれた動画なので能動的に動き回ることができませんが、VRコンテンツに慣れない人でも視線(顔の向き)を変えるとその方向にある映像を見ることができるので、VR体験の最初の一歩として適しています
そのほか、過去に流行った3D(立体視)動画もサイドバイサイド方式を採用しているので、3D方式の映像もVRゴーグルで楽しめます。

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一方で、VRゴーグルやVRコンテンツは登場して日が浅い技術、コンテンツなので、体に与える影響などは詳しくわかっていません。VRの活用によって、安全に技術習得や恐怖や苦手を克服するなどの教育、治療などで効果を上げる面がある一方で、普通なら行わない危険な行為などを躊躇なくやってしまうVR空間と現実空間の混同など、恐怖心が麻痺してしまうことで危険な行動をしてしまうデメリットも報告されています。
完全に視界を遮ってコンテンツに没入するので、家具や他人に接触して怪我をするなどもあり得ますので、利用する際はVRコンテンツを利用しているのだと言う意識を忘れないようにすることや、自分の周囲を整理して不意の接触がないようにすることも重要です
没入しすぎないようにタイマーを仕掛けるなどして、一定時間を過ぎたら休憩するなどの事前の対策も必要かもしれません。

メタバース元年、今後VR環境が整うまでの間、手軽なVRデバイスでまずはメタバースの入り口を体験してみませんか?

ライタープロフィール

戸津 弘貴:iPod Styleという音楽プレイヤーやヘッドホンなどを紹介する情報サイトを立ち上げてライターデビュー。現在は、スマートフォンやカメラなどのガジェットやアウトドア、防災関連のライターとして活動中。

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