パソコンやスマートフォンなどを操作する際は、定期的に休憩をして目を休めましょう。目安としては1時間に10分程度、遠くの景色を眺めるなどすると良いとされています。

まぶたなど、目の周辺を蒸しタオルなどで温めると毛様体筋がほぐれて楽になったり、スマホ老眼の予防にもなります。また、目の乾燥も防いだり保湿もできるのでドライアイ対策にもなります。
ドライアイになると、目の表面が傷つきやすくなり、こちらもピントあわせに影響します。蒸しタオルなどが使えない場合でも、瞬きを多くする、目薬を差すなどしてドライアイ対策も心がけたいところです。

こちらのアイテムは、３段階の温感とリズム（コース）で、使用シーンに応じた効果も得られます。例えば、仕事の休憩中は「クイック」で目の休憩をサポートし、おやすみ前は「リラックス」で安らかな睡眠へと導いてくれます。
オプションでアロマタブレットも用意されているなど、目のリフレッシュだけでなく気分もリフレッシュできそうです。
蒸しタオルは準備したり適温が継続する時間が限られるなど何かと面倒ですが、これなら満足するまで目のリフレッシュができます。

一時期パソコンやスマホなどの画面から出るブルーライトが目に悪いとされ、ブルーライトカットのメガネなども発売されましたが、今ではブルーライトそのものが特に悪影響を与えると言うことはないと言う説も出てきました。
一方で、就寝前に画面から出るブルーライトを目に受けると、体が昼間だと勘違いして寝付けないなどの影響は依然あるとされており、就寝前に使用しないことが奨励されています。そう言う意味でのブルーライトカットの意義はありますし、屋外で使う際の画面の反射や表面の細かい傷での乱反射などが画面を見にくくしたりすることで凝視につながることもありますので、画面保護フィルターを使って目の負担を軽減することも大事です。

画面フィルターでオススメなのは、表面が硬く（硬度９Hなどの数値で表記）傷がつきにくいもので、指紋防止（防汚）機能、ブルーライトカットなどの機能が含まれているものが良いでしょう。屋外で使用することが多い人は反射防止機能や耐衝撃機能があるといいかもしれません。抗菌機能があるものもありますので、自分の好みやニーズで選ぶのも良いでしょう。
ちなみに私は反射防止と硬度の高いもので、ブルーライトカットがあればなお良しという基準で選び、落としたりポケットの中で鍵などで引っ掻いて目立つ傷がつくなどしたらすぐに貼り替えるという方針でコスパの良いものをその都度選んでいます。

かくいう私もずっと視力が良かったので、一晩寝たら回復するスマホ老眼の初期のタイミングでは、軽く考えてあまり予防や対策を行いませんでした。そのうち回復が遅くなって、視力低下などの症状が固定化されてくることで危機感を覚えて対策するようになりましたが、完全には元どおりになりません。
気づいた時にはかなり症状が進んでしまっていることが多いスマホ老眼ですので、早めの対策とケアを心がけて欲しいと思います。
また。これ以上悪化させないためにも、気づいた時点で対策とケアを始めましょう。

ライタープロフィール

戸津 弘貴：iPod Styleという音楽プレイヤーやヘッドホンなどを紹介する情報サイトを立ち上げてライターデビュー。現在は、スマートフォンやカメラなどのガジェットやアウトドア、防災関連のライターとして活動中。