今では家庭用ロボット掃除機の代名詞にもなったルンバですが、2002年に初代ルンバの販売を開始して以来改良を重ね、今では累計で3,500万台を出荷、世界中で利用されています。
創設から31年目にブランドカラーやメッセージの変更など大規模なリブランドを行い、それに伴い価格改定が行われました。現行機種3モデルは、それぞれ1〜2万円ほど値下げされてお求め安くなっていますので、今がチャンス、買い時と言えます。
ロボット掃除機を狙っていた人は、値下げ分でワンランク上のモデルを選ぶことができますし、この機会が背中を押してくれることでしょう。今回初めて興味を持った方は、ルンバって何がいいの?どのモデルを選ぶのが適しているの?という疑問があると思いますので、選び方のポイントをご案内いたします。
今では家庭用ロボット掃除機の代名詞にもなったルンバですが、2002年に初代ルンバの販売を開始して以来改良を重ね、今では累計で3,500万台を出荷、世界中で利用されています。
創設から31年目にブランドカラーやメッセージの変更など大規模なリブランドを行い、それに伴い価格改定が行われました。現行機種3モデルは、それぞれ1〜2万円ほど値下げされてお求め安くなっていますので、今がチャンス、買い時と言えます。
ロボット掃除機を狙っていた人は、値下げ分でワンランク上のモデルを選ぶことができますし、この機会が背中を押してくれることでしょう。今回初めて興味を持った方は、ルンバって何がいいの?どのモデルを選ぶのが適しているの?という疑問があると思いますので、選び方のポイントをご案内いたします。
もくじ
Roomba e5は、かつてのエントリーモデルレベルの価格帯に改定されたことで、実質的にこちらがエントリーモデルとなりますが、エントリーモデルとしてはかなり充実した機能となっています。スマホ連動はもちろん、スマートスピーカーにも対応して、声で掃除開始を指示することもできます。
ブラシ、ローラー、吸引モーターの三段階クリーニングシステムにより、掃除力も十分なもので、初めての1台として満足できる高コスパモデルと言えます。
水洗いできるダストボックスなど、お手入れが簡単なのも初めてのルンバとして最適と言えます。
1LDKなど部屋数か少ない場合や、自室だけ不在時に掃除しておいて欲しいなどの場合にはe5のコスパが発揮されると思います。
Roomba i3は、e5と比較するとおよそ倍のエリアの掃除に対応するほか、フローリングだけでなくカーペットの掃除もこなしてくれます。
清掃履歴をスマホアプリのマップで確認することができるので、掃除済みのエリアを容易に確認でき、バッテリー持続時間も長いので、広い部屋も1回の稼働で掃除することができます。
また、e5と比較して作動音も小さく、規則的な清掃パターンをとるので効率よく掃除してくれます。マッピング機能により、複数部屋をまたぐ掃除の際も、迷子にならず充電ステーションに戻ってきます。床拭きロボットの「ブラーバ」との連携もでき、床掃除の後に拭き掃除をおこなうなど床掃除が自動化できるのも便利です。
広めの1LDK、2DK以上の間取り、廊下や玄関など複数エリアを掃除したい場合にはi3のほうが適していていると言えるでしょう。
ファブリック調のデザインも、ホコリや髪の毛が付着しにくくルンバ本体の手入れしやすさに貢献しています。
Roomba i3+は、i3にクリーンベース(自動ゴミ収集機)がセットになったモデルです。通常モデルは掃除が終わった後、ゴミ回収ボックスからゴミを捨てる作業が必要になりますが、クリーンベース付属モデルは充電ステーションに戻ってきた後、自動でゴミを回収、最大60日分のゴミをクリーンベースの紙パックに収集します。
毎日ゴミを捨てる必要がないので、簡単な掃除がさらに楽になります。紙パックも捨てる際に自動でカバーがはまるようになっていて、ゴミを撒き散らさないのがポイントです。
一方で、床に落としてしまったアクセサリーなどを知らずのうちにルンバが吸い込んでしまっているなどアクシデントの際は、クリーンベースがなければ毎回ゴミを捨てる際に気づいて回収できますが、クリーンベースに収集されてしまうと誤吸引に気づかないことや回収が大変になる面もあります。
部屋がルンバに最適化されて、アクセサリーなどが床に落ちることが少ない、床にものを置かないスタイルが定着しているロボット掃除機対応生活であれば1ヶ月ほったらかしで常に床がきれいという状態を保てます。
ロボット掃除機が初めて、という人は、シンプルな機能の方が迷わずコスパ良くその性能を体感できると思います。一人暮らしや特定の部屋だけという場合にはe5、それ以外はi3を選ぶことで、多くの場合最大限のコスパが得られると思います。
ロボット掃除機歴がある程度あり、今回が買い替えや買い足しという人は、クリーンベース付きを検討しても良いでしょう。長期間ロボット任せで掃除をすることになるので、床に物を置かないなど最適化した生活に慣れていないと、トラブル対応が頻繁になる可能性もあるので、慣れた人向けとも言えます。
数あるロボット掃除機の中でも、ルンバがオススメなのは、その歴史と開発能力、そしてサポート力にあります。ルンバのメーカーiRobot(アイロボット)社は、地雷処理ロボットや災害救助用ロボットなども手がけるロボット専門企業で、福島第1原子力発電所の事故の際にも同社のロボットが投入されるなど、多くの実績があります。
そういった業務用と家庭用の両方を手がけることで、お互いの分野での技術力が向上して、家庭向け製品のみの企業よりも高性能な製品であることが多いということです。また、ユーザーのフィードバックを新製品に反映させるなどの改良も積極的で、モデルチェンジのたびに信頼性や満足度が向上してきて現在に至っています。
※大谷和利著「ルンバ」を作った男 コリン・アングル「共創力」より概略を抜粋
周囲でも、当初のモデルは障害物に乗り上げてしまったり、段差から落ちるなどのトラブルが多かったが最近のモデルはそういう事故も少なくて便利という声がありますし、ロボット掃除機の存在に慣れてきたことで抵抗感も少なくなってきている印象です。
引越しや模様替えのタイミングなど、床に物が散らかる前にルンバを導入することで、部屋が片付いた状態を長く維持できるきっかけになるかもしれません。日々の生活に忙しくてついつい片付けが進まないという人は、ルンバの導入をきっかけに片付けに取り掛かるのも良いかもしれません。
ライタープロフィール
戸津 弘貴 :iPod Styleという音楽プレイヤーやヘッドホンなどを紹介する情報サイトを立ち上げてライターデビュー。現在は、スマートフォンやカメラなどのガジェットやアウトドア、防災関連のライターとして活動中。